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2018年09月11日

製品

長時間停電時のガス系消火設備の対応について

長時間停電時のガス系消火設備の対応について

長時間停電に伴う当社製消火設備の対応について、注意点をご連絡させて頂きます。

1.長時間停電が発生した場合の注意事項について
ガス系消火設備は、停電時にそなえバックアップ電源を設けております。しかしながら、緊急時の一時的な停電を想定しているため、その蓄電池容量は、1時間監視した後、1時間作動状態を維持できるものです。このため、長時間におよぶ停電では、装備している蓄電池の容量が不足する事態が想定されます。なお、消防法でバックアップ電源の設置が義務付けられていなかった時期があったことから、その時期に設置されたガス系消火設備は、停電時に火災監視や電気制御による設備起動の機能が失われる可能性も考えられます。

2.長時間停電が発生した場合の動作について
(1)数時間におよぶ停電により、蓄電池容量が低下した場合は、制御盤または火災受信機などに電源故障の旨を警報または表示します。また、容量が低下すると操作箱又は火災感知器での起動ができなくなる場合があります。
(2)さらに容量低下が進むと制御盤での電源故障警報・表示が出来なくなります。
注意:制御盤の製造された年代や型式によっては上記と異なる場合があります。

3.重要な注意事項
蓄電池容量が低下すると、消火設備が正常に起動できなくなります。その場合は、人員にて監視するなどの対応をお願いします。また、万一の火災の場合は、防護区画内に人がいないことを確認後、容器弁ソレノイドを手動で操作して消火剤を放出してください。(詳細は消火設備の取扱説明書を参照してください)

4.長時間停電復電時の復旧について
制御盤または電源装置が製造された年代により異なりますが、長時間におよぶ停電の場合、蓄電池容量の回復に時間を要する場合があります。

5.機器のお問合せについて
ガス系消火設備は、法令により点検が義務付けられております。機器の構成、動作については、まずは点検を依頼している販売店、点検会社にお問合せをお願いします。

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