Q&A
その他についてよくあるご質問
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体感酸素濃度でいう富士山の山頂では火が付きますが、窒素ガス消火での低酸素では火が付きません。その状況の違いは?
富士山の山頂などの標高が高い場所では空気の密度が下がり平地と比べ1㎥あたりの酸素濃度(体感酸素濃度)は低下しますが、空気中に占める酸素の割合は平地と変わらず20.9%です。窒素ガス消火システムでは室内の酸素濃度を12.5%まで低下させて消火するため火が付きません。
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消火剤の窒素は、どの様に生成されますか?
工業用液化空気の分留により製造された液体窒素を気化することにより消火剤として利用しています。
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消火後の窒素消火設備の復旧にはどれくらい日数が掛かりますか?
消火設備の規模や設置場所により異なりますが、ご連絡頂き次第、迅速に復旧できるよう提案させて頂きます。
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窒素ガス消火システムは、日本国内だけの消火システムですか?
ヨーロッパを始めアジア、中東など世界各地で採用されています。
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定期的にガスを詰め替える必要はありますか?
消火剤を放出した場合や法令点検時に異常が発見された場合、容器弁の安全性点検を行う場合以外は詰め替える必要はありません。
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減圧機構付きの容器弁で減圧すると高圧ガスの製造に該当しないのですか。
「製造の事業を行う者」とは、「製造を継続、かつ、反復して行うもの」と規定されており、本消火設備は継続して高圧ガスを消費するものではないので、製造に該当しないとの見解が示されています。また、消火システムNN100は消火設備であり、短時間で窒素が放出されるため、「製造」ではなく「消費」であるとの見解も示されています。
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消火剤が放出したらどうすればいいですか?
室内に居る場合は、速やかに避難してください。また、消防機関及び弊社にご連絡ください。