nn100
ガス消火設備

消火システムNN100

不活性ガス消火設備(窒素)
用途
  • コンピュータールーム /
  • 通信機械室 /
  • 電気室 /
  • 美術品収蔵庫 /
  • 機械式駐車場 /

かつてガス消火の主流だったハロンや二酸化炭素は、環境への影響や安全面で課題がありました。そうした課題を克服し、これからの時代の基準となるべく開発された窒素ガス消火設備、それが「消火システムNN100」です。環境と人への安全性を最高レベルで両立させ、大切な資産を水損のリスクからも守る、最も信頼性の高いソリューションの一つです。

NN100

容器弁の安全性に関する点検

※法律違反にならないよう、今すぐ消火設備の設置年の確認を!

消火のしくみ

酸素濃度を低下させ
速やかに消火

火は酸素濃度が14%以下になると燃え続けることができません。
消火システムNN100の仕組みは、このシンプルな原理に基づいています。安全な窒素ガスを放出して室内の酸素濃度を瞬時に低下させ、燃焼に不可欠な酸素をコントロールすることで、速やかに消火することができます。

人体への安全性

消火剤は空気中の
約78%を占める窒素

私たちが日常的に吸っている空気。その約78%は、「窒素」でできています。無色・無臭で無害――人体に影響を与えない、きわめて安全な成分です。
消火システムNN100は、この安全性の高い窒素を消火剤として採用。人体にやさしく、安心して導入いただける防災システムです。

環境に優しい

地球環境に影響を
与えず
大切な財産を守る

消火システムNN100が消火剤として使用する窒素は、オゾン層破壊係数(ODP)、地球温暖化係数(GWP)がともに「0」。大気にもともと存在する自然な気体のため、環境への負荷がありません。大切な資産を守ると同時に、未来の地球環境も守ることが可能です。

システム構成例

NN100のシステム構成例

特長

消火システムNN100は高性能の容器弁PR30A型を搭載しています!

制御機能の向上により、圧力制御中の放出流量の安定化に成功しました。 (一財)日本消防設備安全センター認定品(認定番号:よ-188号)

圧力計とラベルが付いた金色のバルブが写っているクローズアップ画像
01

避圧口面積を抑えることで安定感が向上

新開発の容器弁が放出流量を安定化させ、消火剤放射時の最大圧力を低減。従来システムと比較して約25%小さな避圧口で済むため、室内の急激な圧力上昇を防ぎます。

「従来システム」から「新システム」への移行を示した図。中央には「差圧口漏洩 約25%減」というテキストがあり、新システムが従来のシステムよりも効率的であることを示している。
02

従来システムを活かした配管が使用可能

新型容器弁が出口圧力を最適にコントロールすることで、従来より薄いSch40配管の使用が可能になりました。放出特性が改善されたことで、従来のシステムとほぼ同口径の配管でSch40配管が使用できます。

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