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消火システムNF1300及びNF227 販売中止のご案内

 

謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、弊社は環境への取り組みを経営の最重要課題と位置づけて企業活動を行なっており、数年前から環境負荷の大きいHFC(ハイドロフルオロカーボン)消火剤(HFC-23及びHFC-227ea)の販売を段階的に縮小し、環境負荷の小さい消火システムNN100(窒素)及びNE−1(NovecTM1230)にシフトしてまいりましたが、世界の地球環境保護に対する加速的な動きを受け、本年7月をもちましてHFC(ハイドロフルオロカーボン)消火剤(HFC-23及びHFC-227ea)の販売を中止させて頂くことに致しました。
 平成7年の発売以来、長年にわたりお引き立ていただきました事を感謝いたしますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

【背景】

1.
弊社では、環境への取り組みを経営の最重要課題と位置づけ、設計、製造、販売、施工及び点検、全ての領域で環境の保全と向上に取り組んでいます。
2. 消火システムNF1300の消火剤(HFC-23)及び消火システムNF227の消火剤(HFC-227ea)は、1997年12月に開催された地球温暖化防止京都会議(COP 3)において、CO2、CH4などとともに排出削減目標の対象物質に定められています。
3. HFC-23及びHFC-227eaを開発した米国は、これまで気候変動対策に消極的でしたが、オバマ政権の目玉政策の一つである気候変動対策法案として「米国クリーンエネルギーおよび安全保障法案」(American Clean Energy and Security Act of 2009:HR2454)が2009年6月26日に米下院議会で可決され、現在上院議会で審議されています。この法案が可決成立すれば、HFC-23及びHFC-227eaの生産等に際して温暖化係数に応じた多額の環境税が課せられることになり、米国内での使用も減少することが予想されます。

 なお、弊社が納入致しましたNF1300(HFC-23)及びNF227(HFC-227ea)の点検、消火剤の補充は従来どおり対応させていただきます。

 今後は、消火システムNF1300及びNF227に代わる消火システムとして、環境負荷の少ない窒素を消火剤とする消火システムNN100及びNovecTM1230を消火剤とする消火システムNE−1をご検討いただきますようお願い致します。

謹白
 
米国クリーンエネルギー及び安全保障法案について
米国でHFC規制に関する法案が下院議会を通過 HFCの生産等に課金される見込み

 オバマ政権の目玉政策の一つである気候変動対策法案の「米国クリーンエネルギー及び安全保障法案(AMERICAN CLEAN ENERGY AND SECURITY ACT OF 2009:HR2454)」が2009年6月5日付けで発行され、2009年6月26日に米国の下院議会で可決された。既に上院議会での公聴会も開始されており、2009年10月中には本会議で審議される見通しである。
 上院議会で同法案が可決されれば、HFCの生産等に対して許可が必要となり、また課金されることとなる。
 同法案では、HFCの生産等に対する許可数を制限することで、2033年までにHFCの消費量を2004年から2006年までの年間平均消費量の15%まで削減させる。2012年から規制を開始し、HFCの消費量を年毎に漸減させていく。削減スケジュールは表1の通りである。また、HFCの生産等に対する許可は、販売(もしくは競売)される制度となっている。
HFC 1kg当たりの価格は、二酸化炭素1トン当たりの価格に各ガスの地球温暖化係数(GWP)を乗じて決められている。参考に許可の購入価格を表2に示す。HFC自体の価格に対して、当該許可の購入価格が大きいため、同法案が成立すれば、HFCからHFC代替ガスへの移行が加速されると思われる。

 

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